2つの縄文遺跡を案内するガイド ことしの活動開始 つがる

世界文化遺産の「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する2つの遺跡があるつがる市で、13日から遺跡を案内するガイドのことしの活動が始まりました。

つがる市では、世界文化遺産の縄文遺跡群を構成する「亀ヶ岡石器時代遺跡」と「田小屋野貝塚」について広く知ってもらおうと、例年、4月から11月にかけて「つがる縄文遺跡案内人」と呼ばれる、ボランティアガイドが遺跡の案内を行っています。

ことしは、桜の開花時期に合わせて訪れる観光客に対応しようと、例年よりも10日ほど早く活動をスタートさせることになり、13日、記念の式典が行われました。

この中で市の教育委員会から13人のガイドに対し、案内用のタブレット端末が配られました。

このあと、縄文遺跡の案内所に市外からの観光客が次々と訪れ、ガイドたちがつがる市の縄文遺跡についてタブレット端末を使いながら説明していました。

「つがる縄文遺跡案内人」の松木文子さんは「つがる市の縄文遺跡はとても見応えがあるので、その魅力を分かってもらえるようにガイドしていきたい」と話していました。

つがる市の「縄文遺跡案内所」は、11月いっぱいまで毎日開設され、午前10時から午後3時までガイドの案内を受け付けているということです。