地元食材を提供するカフェ オープンを前に試食会 八戸市

八戸市周辺で生産されている野菜や果物などを使った商品を提供するカフェが、13日オープンするのを前に試食会が行われました。

このカフェは、八戸市や周辺の7つの町や村で生産される野菜や果物などの魅力をより多くの人に知ってもらおうと地元の観光振興に取り組む団体が八戸駅前に設けたもので、13日から営業を始めます。

12日はオープンを前にカフェで提供される地元の食材を活用したメニューの開発に携わった人や地元の人などが参加した試食会が開かれました。

このうち、看板メニューとして開発された新郷村産の牛乳を使ったソフトクリームは、五戸町産のりんごや南部町産のトマトそれに八戸市南郷地区産のブドウから醸造されたワインなどから作られた5種類のソースをトッピングすることでそれぞれの生産者のこだわりなどを味わえるということです。

商品開発に携わった地元の女性は「1年くらい試行錯誤して商品を完成させました。地元の野菜などを使っていてぜひ、全国の人にも食べてもらいたいです」と話していました。

このカフェを運営する地元の観光振興に取り組む団体「VISITはちのへ」の木村聡さんは「八戸エリアにはおいしい野菜や果物、乳製品があり、こだわりを持った生産者が多くいます。商品を通じて、地域の魅力を伝えていきたいのでぜひ足を運んでほしいです」と話していました。