芦野公園「金木桜まつり」を前に太宰治銅像を清掃 五所川原市

文豪・太宰治が生まれた五所川原市金木の芦野公園で今月下旬から桜まつりが行われるのを前に園内にある太宰の銅像の清掃が行われました。

太宰治の生家の近くにある五所川原市金木の芦野公園はソメイヨシノなどおよそ1500本が咲くサクラの名所で、今月29日からは「金木桜まつり」が開かれます。

これを前に11日は市内に営業所がある東北電力ネットワークの社員など13人が集まり、園内の清掃が行われました。

社員たちは園内のゴミ拾いをするとともに、高所作業車に乗り込んで高さ4メートルほどある太宰治の銅像を傷をつけないよう丁寧に水拭きしていました。

東北電力ネットワーク五所川原電力センターの赤石剛所長は、「弘前公園だけでなく芦野公園のサクラもとてもきれいなのでぜひ太宰治の銅像とともに楽しんでもらえれば」と話していました。

「金木桜まつり」の主催団体によりますと、例年よりもサクラの開花が早まる可能性があるということで、園内では今月20日から露店の営業やぼんぼりの点灯を前倒しで行うということです。