大相撲 尊富士の凱旋パレード 五所川原で来月1日に

大相撲の新入幕力士として110年ぶりの優勝を果たした尊富士の凱旋パレードについて五所川原市は来月1日に行うと発表しました。

五所川原市の佐々木孝昌市長は、4日、記者会見を開き、尊富士の凱旋パレードを来月1日に行うと発表しました。

市は当初、今月24日に行う方向で伊勢ヶ濱部屋と調整を進めていると明らかにしていましたが、その後、巡業中の行事と日程が重なることがわかり、日本相撲協会の了承を得たうえで来月1日に決めたということです。

市は、新たに設けた市民栄誉賞の授与式を市役所で行ったあと、オープンカーによるパレードを行う予定で、午後1時半に出身地の金木地区にある市役所の支所を出発して太宰治の生家の「斜陽館」などを回ったあと、午後3時半からは市中心部の「立佞武多の館(たちねぷたのやかた)」から市役所までのおよそ1キロを進む予定だということです。

また、「立佞武多の館」では、尊富士の化粧まわしに描かれている立佞武多「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」を特別に建物の外に出して披露する方針だということです。

佐々木市長は「観光客が多い大型連休のころに日程がずれて最高の盛り上がりを見せると思う。パレードを通じて尊富士の偉業を最大限たたえるとともに五所川原を全国に発信していきたい」と話していました。