JR陸奥横浜駅がリニューアル 完成祝い記念式典 横浜町

老朽化に伴って改修工事が行われていたJR大湊線の陸奥横浜駅が、住民の交流スペースも備えてリニューアルし、3月31日、記念の式典が行われました。

横浜町にあるJR大湊線の陸奥横浜駅では、103年前の駅の開業以来使われていた駅舎の老朽化に伴う改修工事が行われ、31日は、完成を祝う式典が行われました。

式典には、町やJRの関係者などおよそ60人が参加し、横浜町の石橋勝大町長などがテープにはさみを入れて駅舎のリニューアルを祝いました。

この駅は3年前から無人駅となっていますが、地域の交流拠点としても活用したいという町の意向を受けて、建物がJRから町に譲渡され、今回の改修工事で、新たに住民の交流スペースが設けられました。

横浜町によりますと、陸奥横浜駅がモデルとなった駅が「CLANNAD〜AFTERSTORY〜」というアニメに描かれていることから、いわゆる「聖地巡礼」に訪れるファンもいるということです。

地域の住民は「見た目が前よりきれいになってよかった。町がにぎわってくれたら」と話していました。

また、横浜町の石橋町長は「町民の憩いの場として駅を存分に活用したい。アニメの聖地にもなっているので、これを生かした駅になればと大いに期待している」と話していました。