大相撲 尊富士に県が褒賞 五所川原市は市民栄誉賞

大相撲春場所で、新入幕の力士として110年ぶりの優勝を果たした五所川原市出身の尊富士に対し、県は、県民に勇気と感動を与えたとして褒賞を贈ることを決めました。

尊富士は24日まで行われた大相撲春場所で13勝2敗の成績を収め、新入幕の力士としては大正3年の元関脇・両國以来、110年ぶりの優勝を、また青森県出身力士としても27年ぶりの優勝を果たしました。

県はこの快挙が「郷土に名誉と誇りをもたらし、県民に勇気と感動を与えた」として尊富士に褒賞を贈ることを決めました。

青森県出身力士が県の褒賞を受けるのは9人目で、尊富士の師匠で元横綱・旭富士の伊勢ヶ濱親方が34年前に受賞して以来となります。

また、地元・五所川原市も新たに「市民栄誉賞」の制度を設け、第1号を尊富士に贈ることを25日、正式に決めました。