センバツ 八戸学院光星23日の2回戦に向け調整

センバツ高校野球で、大会6日目の23日の第2試合に登場する青森の八戸学院光星高校が2回戦に向けて調整しました。

5年ぶり11回目の出場となる八戸学院光星は、1回戦で東京の関東第一高校に延長11回タイブレークのすえ、5対3で勝って、大会6日目の23日の第2試合で、去年の明治神宮大会で優勝した石川の星稜高校と対戦します。

22日は、兵庫県西宮市のグラウンドでおよそ2時間、2回戦に向けた調整をしました。

始めに、10分ほどノックを行い、この中で、甲子園球場ではアルプス席の声援などで選手の声が聞こえにくいことを踏まえ、改めて声をかけあうなどして守りの連係を確認しました。

このあと、バッティング練習を1時間半ほどしました。

相手の佐宗翼投手と同じ、左投げの選手が打撃投手を務め、山本優大選手など、中軸の選手たちが鋭い打球を飛ばしていました。

また、初戦で先発した洗平比呂投手などの投手陣は、キャッチャーを立たせた状態で10分ほど投げ、軽めの調整をしていました。

山本選手は「緊張もあり、初戦は思うような成績を残せなかったです。あすは低い打球を意識して5打点を目標にチームを引っ張りたいです」と話しました。

仲井宗基監督は「相手は秋のチャンピオンで、バッテリーを中心に非常に力のあるチームです。自分たちの持ち味である粘り強さを出して戦い抜きたいです」と話していました。