聴覚障害者の野球 世界大会で優勝 尾張圭佑選手が知事に報告

先月、聴覚障害者の野球の世界大会で優勝した日本代表のメンバーで、弘前市出身の尾張圭佑選手が18日、知事に結果を報告しました。

弘前市出身の尾張圭佑選手は生まれつき難聴で、現在は八戸聾学校で教員をしながら野球を続け、先月、台湾で行われた聴覚障害者の野球の世界大会で日本代表に選出されました。

この大会で4試合に出場し、打率4割2分9厘と日本の優勝に貢献した尾張選手は18日、県庁を訪れて宮下知事に結果を報告し、「周囲のサポートがあったおかげで、世界一を取ることができた」と述べました。

これに対し宮下知事は、「このたびは、世界一おめでとうございます。4割を超える打率を残すなど大活躍されたことは、県民を代表してうれしく思う」と健闘をたたえました。

尾張選手は、ルール上、大会では補聴器が着用できないため、打球音や周囲の声が聞こえず不安だったと説明したうえで、優勝の要因について、「目で周囲の状況を確認しながら、勝つためにどのようなプレーをすべきか1人1人が考え、役割を果たしたのが日本の強みだった」と振り返っていました。

尾張選手は「知事から励ましのことばをいただき、これからまた頑張ろうという気持ちになった。2026年には世界大会が日本で開催されるので、また日本代表に選ばれるよう練習を重ねたい」と話していました。