中国の旅行会社などを招き青森の観光スポットをアピール

中国で青森県への関心が高まる中、県は中国の旅行会社の関係者を招いた県内のツアーを行い、「ねぶたの家ワ・ラッセ」などの観光スポットをアピールしました。

中国のSNSでは青森県の公式アカウントのフォロワーが130万人を超えるなど県への関心が高まっていて、県は、さらなる誘客につなげようと中国の旅行会社や日本航空の中国国内の支社の担当者などを招いて三内丸山遺跡やスキー場などを巡るツアーを今月9日から行っています。

最終日の12日は青森市の「ねぶたの家ワ・ラッセ」を訪れ、一行は大型ねぶたの迫力に目を見張りながら写真に収めるなどしていました。

また、県庁も訪れ、宮下知事は「中国のみなさんに楽しんでいただける青森県の魅力を今後もぜひプロモーションしてほしい」とアピールしました。

訪問のあと、上海の旅行会社の代表は「青森の食べ物や温泉などを中国の学生などに勧めていきたい」と話していました。

また、旅行商品を企画する日本航空グローバル販売部の藤田順士部長は「中国からの旅行客の需要はコロナ前と比べてもまだまだ伸びると感じている。中国からは、富裕層の個人での旅行が以前より多くなっているので、そうした需要を捉えていきたい」と話していました。