インフルエンザの患者数 前週より176人増 2週連続増加

県内で確認されたインフルエンザの患者数は2週間連続で増え、前の週より170人余り多くなりました。
3つの地域で引き続き注意報が出されていて、県は手洗いや消毒など感染対策を行うよう呼びかけています。

青森県が発表した、今月3日までの1週間の感染症の発生状況によりますと、インフルエンザの県内59の医療機関での患者数は874人で、前の週から176人増えました。

1医療機関あたりのインフルエンザの患者数は、上十三保健所管内が22.67人、八戸市と三戸地方保健所の管内が16.92人、青森市と東地方保健所の管内が21.92人などとなっていて、これら3つの地域には引き続き注意報が出されています。

このうち、青森市と東地方保健所の管内では、感染者数が263人となり、前の週と比べて倍以上に増えています。

また、子どもを中心に高い熱やのどの痛みなどの症状が出る咽頭結膜熱は減少傾向が続いていますが、八戸市と三戸地方保健所の管内と青森市と東地方保健所の管内で引き続き警報が出されています。

県はマスクの着用や手洗い、消毒、室内のこまめな換気などの感染対策を行うよう呼びかけています。