りんごの新たな加工品「りんごバター」 弘前の生産者が考案

青森県産のりんごのおいしさをさらに発信しようと、弘前市の生産者が新たな加工品「りんごバター」を考案し、6日、お披露目しました。

「りんごバター」を考案したのは、弘前市でりんご園を営む小田切葵さんで、開発に参加した生産者たちと6日、弘前市役所を訪れて桜田市長に完成を報告しました。

「りんごバター」は、すりおろした「ふじ」にバターを加えた加工品で、りんごならではの甘みと酸味のほか、バターの濃厚なコクが感じられるということです。

桜田市長は早速、食パンにたっぷりと塗って、おいしそうに味わっていました。

小田切さんは「県外では青森のりんごの加工品を見ることがないので、りんごバターを作りました。ジャムとは違う味わいがあり、小さなお子さんでも食べられるので、ぜひ手に取ってみてほしい」と話していました。

桜田市長は「日常的に食べられるりんごの加工品として、とてもいい商品だと思います。ぜひ県外でもりんごの加工品の幅広さを伝えていきたい」と話していました。