青森ワッツの運営会社 チーム存続に向け資金の調達方法を検討

筆頭株主が破産手続きに入ったバスケットボール男子Bリーグ2部の青森ワッツの運営会社は、5日、関係者による会議を開き、チーム存続に向けてクラウドファンディングや会場での募金活動など資金の調達方法を検討し、今週中に方向性を示すことになりました。

青森ワッツの運営会社、青森スポーツクリエイションは、今月2日、経営や運営に参画していた筆頭株主の会社が先月、破産手続きを開始したことを明らかにしたうえで、クラブの経営状況は債務超過が昨年度末の時点でおよそ3800万円にのぼりチームの存続が危ぶまれていると説明しました。

今後のクラブの安定経営にはことし6月までにおよそ5000万円が必要だということで、5日午後、青森スポーツクリエイションは、青森市でBリーグなど関係者による会議を開き、今後の資金調達の方法について協議しました。

この中ではクラウドファンディングや会場での募金活動、応援グッズの販売などが上がり、今後も検討を進めたうえで、今週中に方向性を示すことになりました。

青森ワッツの北谷稔行社長は「さまざまな方法でご支援いただきたいと考えていて、今週中に資金調達の方法について発表したい」と話しています。