弘前公園のソメイヨシノの開花予想は来月16日 弘前市発表

全国有数の桜の名所、弘前公園のソメイヨシノについて弘前市は来月16日に開花するとの予想を発表しました。

弘前公園には、52種類、およそ2600本の桜の木が植えられていて、恒例の「弘前さくらまつり」は、例年、のべ200万人以上の見物客を集めています。

弘前市は、この公園の桜の開花時期を、毎年、独自に予想していて、1日、ことし最初の予想を発表しました。

それによりますと、園内のソメイヨシノの開花は来月16日、満開は21日で、いずれも平年より6日早い予想となっています。

これは先月中旬、暖かい日が続いたことに加え、今後の気温も、平年並みか平年より高く推移すると予想されるためだとしています。

このほか、公園の外堀の開花は、これより1日早い来月15日、また、散った桜の花びらが外堀の水面を覆う「花筏」や花吹雪は、来月23日から5日間ほど楽しめる見通しだということです。

弘前市公園緑地課の橋場真紀子主幹は「開花の時期は、今月下旬から来月上旬にかけての気温に大きく左右される。近年は気温の予想が難しいが、桜の状況を確認して知らせていきたい」と話していました。