雪不足のため 屋内で紙玉ぶつけ合う「雪合戦」 むつ

むつ市では積雪が少ない影響で、予定していた雪合戦の大会が12日、屋内に変更して開催され、子どもたちが雪玉の代わりに紙で作った玉をぶつけ合いました。

むつ市では去年に続いて、雪が積もった屋外で小学生が参加する雪合戦の大会を開く予定でしたが、ことしは雪が少なく12日の時点でも平年の6割ほどしかなかったため、急きょ屋内での開催に変更しました。

雪玉の代わりに使われたのは、新聞紙を丸めて作った直径10センチ余りの紙の玉です。

このうち小学校低学年の部は1チーム7人で、相手に紙の玉をぶつけて全員退場させるか、相手の陣地にある旗を奪うと得点できるルールで行われました。

子どもたちは玉を思い切り投げたり、飛んでくる玉をかわしたりして楽しんでいました。

会場には保護者などが観戦に訪れ、子どもたちに声援を送っていました。

小学3年生の男の子は「とても楽しいので何度でもやりたい。雪玉は固めても力を入れると壊れてしまうので紙の玉を使う方がいい」と話していました。

イベントを開催したむつ青年会議所の藤井翔太理事長は「今回は雪不足のため室内での開催になりましたが、子どもたちが遊べる場をつくり出すのがいちばんの目的でしたので、雪は使えませんでしたが、屋内で開催できてよかったです」と話していました。