中泊町「湯らぱーく」オープン 温泉施設やスポーツジム備える

中泊町で温泉施設やスポーツジムを備えた新しい施設が6日、オープンしました。

6日オープンした「湯らぱーく」は、中泊町が町民の健康維持や地域の交流の拠点として、26億円かけて建設したもので、開業セレモニーには、抽選で招待された町民などおよそ40人が参加しました。

この施設には温泉のほか、スポーツジムやレストランが備えられていて、訪れた人たちは温泉で体を温めたり、ジムで体験プログラムに参加したり、思い思いに過ごしていました。

温泉を利用した70代の女性は「地域の人たちと接してコミュニケーションを取って機会が増えるので認知症予防にもなる。癒やしの場所にしたい」と話していました。

中泊町の濱舘豊光町長は「外出が面倒になりがちな高齢者に1日中過ごしてもらうことで、健康維持や居場所づくり、さらには多世代間の交流につなげて、高齢化率が高くても元気で楽しく暮らせる地域を実現したい」と話していました。