中泊町で養殖の高級魚「マツカワ」 刺身にして新幹線で東京へ

中泊町で養殖された高級魚「マツカワ」のおいしさを首都圏にPRしようと、6日朝、地元で刺身づくりが行われ、新幹線を活用して東京へ向けて出荷されました。

中泊町では、去年4月からJR東日本と協力して新幹線を使って地元の魚を鮮度を保ったまま運び、東京や埼玉で販売する取り組みを行っています。

6日は、地元で養殖されているカレイの一種の高級魚、「マツカワ」のおいしさを知ってもらおうと、地元の魚をPRするグループが小泊地区にある調理室に集まり、養殖場から水揚げした合わせて6匹分の「マツカワ」を刺身にして、次々とパックに詰めていきました。

そして、完成した30パック分の「マツカワ」の刺身は、今回の販売先の東京・上野駅に新幹線で輸送されるため、新青森駅へと出荷されました。

作業を行った「中泊さかなプロダクツ協議会」の橋本美保子会長は「中泊町の海を感じながら、新鮮な『マツカワ』をぜひ味わってもらいたいですね」と話していました。

マツカワの刺身は6日午後4時ごろから、JR上野駅の特設ブースで行われる催しで販売されるということです。

6日、販売された「マツカワ」の刺身は、ひとパック1100円で10切れ入っているということです。

マツカワは脂ののりがよく、身には弾力があり、ほどよい甘みを感じる上品な味わいが特徴です。