小学生が1メートル近くの大きなかるたを取り合う大会 弘前市

地域の歴史や文化などを題材にした、1メートル近くある大きなかるたを取り合う大会が青森県弘前市で開かれました。

この大会は、弘前商工会議所の青年部が去年から開いていて、会場となった市内の体育館には、地元の小学校の4年生から6年生までのあわせて22人が集まりました。

使われる「かるた」は、縦90センチ、横60センチほどで、「せかい中 食べてほしい 津軽のりんご」や「すばらしき 職人技の津軽塗」など、津軽地方の文化や歴史などが題材となっています。

子どもたちは6チームに分かれ、句が詠まれると、床に置かれた大きな絵札を探しまわり、札を見つけると、うれしそうに掲げていました。

大会では、取ったかるたの札にちなんでクイズも出され、「全国で生産されるりんごのうち、青森県産は何割か」という問題に、子どもたちは「約6割」と答えていました。

参加した5年生の児童は「友達といっしょにかるたを取るのは楽しかったです。地元のことをよく知ることができて、自慢できそうです」と話していました。