藤井フミヤさん 画家としての作品展 見どころ語る 八戸

ミュージシャンで画家としても活動する藤井フミヤさんの作品展が20日から八戸市で始まるのを前に藤井さんみずからが見どころを語りました。

ミュージシャンとして活躍する藤井フミヤさんは30年ほど前から画家として、コンピューターグラフィックスを使ったCGアートや油絵などさまざまなアート作品の制作を行っています。

八戸市の八戸市美術館で、作品展が、20日から開かれるのを前にメディア向けに内容が公開されました。

今回の作品展では、130点の多彩な作品が並び、このうち、ルネサンスを代表するイタリアの画家、ボッティチェリの絵画を模写した作品は何色ものボールペンの線を重ねることでヴィーナスの肌の繊細な色合いを表現しています。

また、今回、初めて披露される作品、「Tower」は繁栄と崩壊をテーマに傾いた建造物を描いた連作で、藤井さんの独特な世界観を楽しむことができます。

藤井さんは「作品には、水彩や油絵、アクリル、ボールペンなどさまざまな画材を使っていて難解さがなく、子どもでも楽しめる作品が多いです。1人の作家が描いたと思えないいろんな作品があるので自由な発想で作品を見て欲しいです」と話していました。

「藤井フミヤ展」は20日から3月25日まで八戸市美術館で開催されます。