県内のインフルエンザ患者減少傾向 学校再開で引き続き対策を

県内で確認されたインフルエンザの患者数は減少傾向となっていますが、県は、冬休みが終わり、学校での授業が始まっていることなどから引き続き感染対策を呼びかけています。

県は、今月14日までの1週間の県内の感染症の発生状況を18日発表しました。

それによりますと、県内59の医療機関でのインフルエンザの患者数は前の週より164人減少し、583人と今シーズンに入って初めて3週続けての減少となりました。

地域別では、上十三保健所管内で1医療機関あたりの患者数は16.56人と、基準値を上回っているため、引き続き警報が出されているほか、五所川原保健所管内には注意報が出されています。

一方、八戸市と三戸地方保健所の管内と、むつ保健所管内では基準値を下回り、警報が解除されました。

県は、冬休みが終わり、学校での授業が始まっていることなどから引き続き感染対策を呼びかけています。

このほか、子どもを中心に高い熱やのどの痛みなどの症状が出る咽頭結膜熱の警報は上十三保健所管内で解除されましたが、八戸市と三戸地方保健所の管内や、青森市と東地方保健所の管内で引き続き出されていて、県が警戒を呼びかけています。