高校サッカー2冠 青森山田サッカー部に県褒賞など贈られる

今月、全国高校サッカー選手権で優勝を果たすなど、高校サッカーの2冠を達成した青森山田高校サッカー部に県褒賞などが贈られました。

青森山田高校のサッカー部は、今月にかけて行われた全国高校サッカー選手権で2大会ぶり4回目の優勝を果たしたほか、先月、全国の強豪チームが集まる「高円宮杯プレミアリーグ」でも優勝し、高校サッカーの3大タイトルで2冠を達成しました。

この功績から県の褒賞とスポーツ特別賞が贈られることになり、16日、選手と監督が県庁を訪れました。

記念のトロフィーや県産米などを受け取ったあと、正木昌宣監督は「すばらしい賞をありがとうございます。選手の頑張りは県民に夢や感動を与えることができたと感じている」とあいさつしました。

また、キャプテンの山本虎選手は「ことしは県出身の選手が多く、青森の子どもたちにも勇気や希望を与えることができたのではないかとうれしく思う」と話しました。

これに対し、宮下知事は功績をたたえたうえで「純粋に頑張る選手たちの姿に県民は心を打たれたと思う。この経験を生かしてすばらしい人生を送ってほしい」とエールを送りました。

県によりますと、青森山田高校のサッカー部に褒賞を贈るのはこれで7回目、スポーツ特別賞は4回目だということです。