全国高校サッカー選手権 4回目優勝の青森山田高校が凱旋

全国高校サッカー選手権で2大会ぶり4回目の優勝を果たした青森山田高校の選手たちが、青森市内の学校に戻り生徒や教職員の出迎えを受けました。

青森山田高校は、8日、東京・国立競技場で行われた全国高校サッカー選手権の決勝で滋賀の近江高校に3対1で勝って2大会ぶり4回目の優勝を果たしました。

青森山田はすでに高校サッカーの三大タイトルのひとつ、「高円宮杯プレミアリーグ」で優勝していて、高校サッカー2冠を達成しました。

選手たちは9日、東京からバスで青森に戻り、9日午後5時前に青森市にある学校に到着しました。

選手たちは正木昌宣監督やキャプテンの山本虎選手に続いて、優勝報告会が行われる体育館に入り生徒や教職員などおよそ200人に拍手で迎えられていました。

そして、正木監督は、「現地で応援してくれた先生や関係者の方々、それに学校でも応援してくれたみなさんの力添えがあり優勝することができた」とあいさつしました。

キャプテンの山本選手は「高校サッカー2冠という目標を掲げてやってきて、その目標を達成することができてうれしい。現地や学校で応援してくれた方々の声援が力になった」と話していました。

決勝で勝ち越しとなる2点目のゴールを決めた青森山田高校のフォワード米谷壮史選手は「先輩たちが築いてきた伝統を自分たちの代で途絶えさせるわけにはいかないので強い青森山田を見せて優勝することができてよかった。日本一になれたのは応援してくれたチームメイトや青森から応援してくれたさまざまな方のおかげだと思っていて、すごく感謝している」と話していました。