青森市のNPO法人スタッフと災害救助犬が石川県に向けて出発

能登半島地震で安否が分かっていない人の捜索に当たるため、青森市のNPO法人のスタッフと災害救助犬が、5日、石川県に向けて出発しました。

今月1日に能登半島で起きた地震では90人以上が亡くなり、依然、200人あまりの安否がわからないままとなっています。

これを受けて青森市のNPO法人、「北東北捜索犬チーム」が現地に協力を申し出て、6日から3日間、スタッフ8人と災害救助犬4頭が、輪島市やその周辺で捜索活動に当たることになりました。

事務所では、5日午後6時ごろからスタッフが現地に向かうルートを地図で確認したあと、車2台にヘルメットや毛布などの装備のほか、水や食料、それにガソリンなどを詰め込み、災害救助犬を乗せて輪島市役所に向けて出発しました。

NPO法人「北東北捜索犬チーム」の岩本良二理事長は「行方不明者の捜索のため日々訓練を行なっているのでその成果を発揮したいと協力を申し出た。安否がわからない人の家族の思いを背負って捜索活動を行っていきたい」と話していました。