“正月の雰囲気を”津軽鉄道「お正月列車」の運行始まる

青森県の五所川原市と中泊町を結ぶ津軽鉄道で、お正月をイメージして飾りつけをした列車、「お正月列車」の運行が始まっています。

「お正月列車」は、正月の雰囲気を楽しんでもらおうと津軽鉄道で観光案内をしている地元のNPOが毎年この時期に企画しているものです。

ことしはオレンジ色の車体の「走れメロス号」の1両の車内に、紅白の幕やしめ飾り、それに、ことしのえとの「たつ」にちなんだイラストなどが飾り付けられています。

また、ボックス席に備え付けられた小さなテーブルには、高さ15センチほどの門松や「たつ」の置物なども飾られていて、正月の雰囲気を楽しむことができます。

青森市から訪れた80代の男性は「ことしは年男なので、たつ年にちなんだ飾りがあってとてもうれしいです。ことしは特に飾りつけがたくさんあっていいですね」と話していました。

「お正月列車」を企画したNPO法人津軽半島観光アテンダントの松山千恵子さんは、「竜のように活気あふれる1年になるよう願いを込めて飾りつけをしています。にぎやかな飾りつけをじっくり見てもらいたいです」と話していました。

津軽鉄道の「お正月列車」は、今月10日まで、毎日運行されます。