青森消防本部の職員が部下にパワハラ 停職1か月の懲戒処分

青森消防本部は職員が部下に対して過度の叱責をするなどのパワーハラスメントを繰り返したなどとして停職1か月の懲戒処分にしたと発表しました。

懲戒処分を受けたのは青森消防本部・平内消防署の40代の主幹です。

消防本部によりますと主幹は部下の職員を過度に叱責したり容姿をからかったりするパワハラを長期にわたって行い、被害を受けた職員は精神疾患を発症したということです。

去年5月、消防本部が被害職員から相談を受け調査を進めたところ、パワハラの状況が確認されたということでこの主幹を27日付けで停職1か月の懲戒処分にしました。

また、消防本部は上司の50代の職員についてもパワハラを把握していながら対応しなかったとして戒告の懲戒処分にしました。

2人はいずれも「本人に迷惑をかけ謝罪をしたい」などと認めているということです。

青森市の西市長はコメントを発表し「地域住民の安心安全を守るべき消防職員がこのような事案を起こし心よりお詫びする。綱紀粛正を図り指導を徹底していく」としています。