園児たちが鏡餅作りに挑戦 弘前市

ことしも残すところあと5日となり正月に飾る鏡餅を作ろうと弘前市のこどもたちが餅つきに挑戦しました。

この餅つきは伝統文化を知ってもらおうと青森県弘前市の保育園が開き、0歳から6歳までの園児およそ90人が参加しました。

子どもたちは初めに「餅つきは12月25日から31日の間にするとよい」とか、「餅はお祝いのときに食べる」といった餅つきの由来を教わりました。

このあと年長の園児14人が、大人に手伝ってもらいながらきねを振り上げ「よいしょ」とかけ声を上げながらうすに入ったもち米を力いっぱいついていきました。

そして、つきあがった餅を丸く平らになるように形を整えていきました。

園児たちは粘って手につく餅に苦労しながら大小2つの鏡餅を完成させていました。

完成させた鏡餅は、園児たちが自宅に持ち帰り、正月に向けて飾るということです。

子どもたちは「もちが手について大変だったけど丸めるのが楽しかった」とか「作った鏡餅をパパやママに見せてあげたい。家の玄関に鏡餅を飾ります」などと話していました。