正月飾りの門松の配達ピーク 八戸市
新年を前に八戸市では正月飾りの門松の配達がピークを迎えています。
八戸市にある造園会社では毎年、店舗や企業の注文を受けて門松を作っていて、年の瀬のこの時期、配達がピークを迎えます。
26日朝は2週間ほどかけて作った門松18対を、従業員およそ10人がトラックの荷台に手際よく運びこんで配達に向かいました。
このうち市内の商業施設には高さ1.8メートルほどの門松を届け、縄を巻いたり松の枝を飾り付けたりして仕上げていました。
門松には縁起が良いとされる松、竹、梅のほか「難を転じる」の語呂あわせから南天の実などが飾り付けられています。
造園会社によりますと、ことしはこれまでにおよそ30件の注文が入っていて、28日までに配達を終える予定だということです。
造園会社の畑中美信さんは「ことしは良い枝が取れたのできれいな門松になりました。この門松を見た人がよい年を迎えられるよう思いを込めて配達しました」と話していました。