新しい観光列車「ひなび」の出発式 青森県と岩手県で運行

JRの新しい観光列車「ひなび」の出発式が23日、盛岡駅で行われ、鉄道ファンなどが集まりました。

「ひなび」はJR東日本が新しく運行する観光列車で、岩手県と青森県の2つの県でそれぞれ運行されます。

「ひなび」の岩手県内での運行初日の23日、盛岡駅のホームで出発式が行われ、JR東日本盛岡支社の久保公人支社長が「あたたかい鉄道の旅をみなさまに提供していきたい」とあいさつし、その後テープカットが行われました。

列車には事前に予約していた乗客55人が乗り込み、鉄道ファンやJRの職員などが手を振って見送っていました。

観光列車「ひなび」は、白地に赤いラインが入った外観で、山や川、それに花吹雪などの自然をイメージしたデザインが施されているほか、大きな窓がついた展望室があり沿線の景観を楽しめるようになっています。

青森県内での運行はまだ決まっていないということですが、岩手県内では盛岡駅と釜石駅の間で当面、土日と祝日を中心に運行される予定です。