イトーヨーカドー閉店検討で市が後継テナント誘致など支援へ

八戸市のショッピングセンターで営業し、来年夏ごろの閉店を検討している「イトーヨーカドー八戸沼館店」について、八戸市の熊谷市長は、20日の記者会見で、閉店を念頭に、今後、後継のテナント誘致や従業員の再就職支援を進めていく考えを示しました。

八戸市のショッピングセンター「ピアドゥ」で営業している「イトーヨーカドー八戸沼館店」をめぐっては店舗を運営する「イトーヨーカ堂」が来年8月ごろの閉店を検討していて、閉店日が決まり次第、ホームページや店舗の入り口の張り紙で知らせるということです。

八戸沼館店の閉店について八戸市の熊谷市長は、20日の定例記者会見で、先方から閉店を検討しているという話は聞いているとした上で「後継テナントの誘致や従業員の再就職支援に向けて、関係者に働きかけるなど迅速かつ適切に対応していかなければならないと認識している」と述べました。

さらに熊谷市長は、今後、「イトーヨーカ堂」や「ピアドゥ」を運営する「八戸臨海開発」とも後継テナントの誘致に向けた協議を進めるとともに、市民生活や地域経済に大きな影響を与えることがないよう、情報収集に努めるとしています。