受験シーズンを前に 県内のJRの駅に合格祈願の神社設置

本格的な受験シーズンを前に、県内のJRの駅に合格を祈願する特設の神社が設けられ、早速受験生が志望校の合格を願っていました。

JR東日本は駅を利用する受験生を応援しようと、毎年、県内の主要な駅で特設の神社や願いを書くことができるスペースを設置しています。

このうち、弘前駅では高さ2メートルのりんごのオブジェをご神体に見立てた「りんご神社」を20日、設置しました。

神社のとなりには利用客が絵馬の形をしたシールに願いを書き、貼ることができるボードが設置されていて、受験生が「みんな合格できますように」や「受験合格!がんばれ!」などと願いや応援のメッセージを寄せていました。

JRによりますと、このメッセージを書いた絵馬は来年3月に弘前市内の神社で焚き上げを行うということです。

メッセージを書いた弘前市の高校に通う3年生の女子生徒は「文学部を志望しているので文系科目を頑張ろうと思います。当日は緊張せずやってきたことを出し切りたいです」と話していました。

JR東日本弘前統括センターの嶋津祥一朗係員は「日ごろ駅を利用している高校生を応援しようと行なっています。弘前駅の乗務員一同で応援しているので頑張ってほしいです」と話していました。

この神社は来年2月末まで弘前駅の構内に設置されています。