つがる市で県産ヒバ材を使った来年の干支「辰」の絵馬づくり

県産のヒバ材を使った来年の干支「辰」にちなんだ絵馬づくりが、つがる市の工房でピークを迎えています。

つがる市木造で、糸のこを使った木工細工を制作している、長内正春さんの工房では、よくとしの干支をかたどった絵馬づくりを毎年この時期に行っています。

工房では長内さんが、来年の干支「辰」にちなんだ竜の絵柄を貼り付けた厚さ13ミリの県産のヒバ材を、電動の糸のこを使って10のパーツに切り分けていきました。

そして、パーツを組み合わせて立体的な竜の姿を作ったり、下地になる板をガスバーナーであぶって黒い焼き色をつけたりして、絵馬を完成させていました。

制作に当たった長内さんは、「来年は辰年なので、皆さんの健康を願うとともに、世の中の不安を『たつ』ことを願って絵馬を制作しています。絵馬は縁起物なので、ぜひ玄関などに飾ってほしいですね」と話していました。

この工房では、今月下旬までに、合わせて150個の絵馬が作られる予定です。