県産のヒバの木使い 来年のえと「辰」の置物作り 風間浦村

青森県産のヒバの木を使った来年のえと「辰（たつ）」の置物作りが風間浦村の工房で進められています。

風間浦村にある工房「わいどの木」は、下北半島などで伐採される青森県産のヒバの木を使って毎年この時期に翌年のえとをかたどった置物を作っています。

ことしも先月から来年のえと、「辰」の置物作りが行われていて、工房のスタッフが電動の糸のこぎりで厚さおよそ２.５センチの板を「辰」の形に切り抜いていきました。

そして目の部分に工具で穴をあけたあと、全体に丁寧にやすりをかけて形を整え、かわいらしい「辰」の置物を完成させていました。

置物は高さが９センチと７センチの親子２匹のセットで、ヒバの香りも楽しむことができます。

えとの置物を作っているスタッフの山本知子さんは「来年は辰年で運気が上がると言われているので、みんなの運気が上がるようにと願いながら作りました。たくさん作っていきたい」と話していました。

えとの置物は今月下旬にかけて２００セットほど作られる予定で、工房に隣接する販売店のほか、むつ市内の土産物店やオンラインショップで購入できるということです。