ことし収穫されたりんごの出来栄えを競う品評会 弘前市

青森県内でことし収穫されたりんごの出来栄えを競う品評会で優秀な賞をおさめたりんごが弘前市の青果市場で並べられています。

この品評会は生産者の意欲を高めようと毎年、青森県りんご協会が開き、ことしは県内の農家が育てた「ふじ」や「王林」など合わせて5種類、およそ530点が出品されました。

審査はすでに先月29日に行われ、弘前市の青果市場には、個人と団体の部などで色や形、糖度などの出来栄えがよいとされたりんごが並べられ、地元の農家などが熱心に見て回っていました。

このうち、個人の部では平川市の工藤峰之さんが育てた「ふじ」が最優秀にあたる「第1席」を受賞しました。

工藤さんが「第1席」を受賞するのは2年連続、5回目だということで、「ことしは夏場の高温と鳥の被害に悩まされ、経験したことがないくらい大変な年でしたが、努力した甲斐がありました」と話していました。

品評会に出品されたりんごは3日まで、弘前市の青果市場で展示されます。