五所川原保健所管内でインフル注意報 県内は前週より増加

県内で確認されたインフルエンザの患者の数は前の週より増え、インフルエンザ注意報が五所川原保健所管内で新たに発表されました。

県は手洗いなどの基本的な感染対策やワクチンの接種を呼びかけています。

県は、今月12日までの1週間における感染症の状況を16日発表しました。

それによりますと、インフルエンザの県内60の医療機関での患者数は前の週から52人増え515人となりました。

このうち五所川原保健所管内の患者数は前の週と比べ1.5倍ほど多い72人で、1医療機関あたりの患者数は10.29人と注意報の基準となる「10人」を超えたためインフルエンザ注意報が新たに発表されました。

また弘前保健所管内では1医療機関あたりの患者数は10.69人で、引き続き注意報が出ています。

一方、先月末からインフルエンザ警報が出ていたむつ保健所管内は9.17人と、基準を下回ったため警報は解除されました。

このほか、1医療機関あたりのインフルエンザの患者数は上十三保健所管内で9.67人、八戸市と三戸地方保健所の管内で7人、青森市と東地方保健所の管内で5.92人となっています。

県は手洗いや室内のこまめな換気といった基本的な感染対策やインフルエンザのワクチン接種などを行うよう呼びかけています。