JR社員がりんごの収穫を手伝い 人手不足の生産者支援 弘前

人手不足の中、りんごの収穫に追われる生産者を支援しようと、JRの社員が弘前市内のりんご園で収穫を手伝いました。

JR東日本は地域貢献の一環として深刻な人手不足に悩む管内の生産者を支援しようと、勤務がない日に副業として農作業を手伝うことを奨励しています。

14日は、弘前市相馬のりんご園に社員9人が集まり、「ふじ」の収穫を手伝いました。

社員たちは初めはぎこちない様子でしたが次第に慣れた手つきで実を次々ともぎ取りかごに入れていました。

秋田支社の30代の男性社員は「徐々に慣れてきて楽しく収穫することができた。少しずつでも地域に貢献していきたい」と話していました。

20代の女性社員は「今後は、自分の時間を見つけて副業としてできたらよい。こうした経験を自分たちの事業にもつなげていきたい」と話していました。

JR東日本によりますと、これまでに社員は青森県のほか、長野県と山形県で農作業を手伝ってきたということで、今後、さらに多くの地域で生産者を支援していきたいとしています。