日本シリーズ阪神日本一 木浪聖也選手の出身地・青森市で歓喜

日本シリーズ阪神日本一 木浪聖也選手の出身地・青森市で歓喜

プロ野球、日本シリーズは5日第7戦が行われ阪神がオリックスに勝って38年ぶりの日本一に輝きました。
阪神の木浪聖也選手の出身地の青森市では地元のファンや木浪選手の両親などがともに試合を見守り日本一を喜び合いました。

青森市出身の木浪選手は青森山田高校から大学、社会人を経て2019年に阪神に入団し、今シーズンはショートのレギュラーに定着し、“恐怖の8番”として勝負強いバッティングでもチームに貢献してきました。

日本シリーズでも全試合に先発出場し、打率は4割を記録しました。

第5戦では8回ウラの攻撃で先頭打者として出塁しチームの逆転勝利の足がかりとなるなど躍動しました。

5日、50年前から阪神を応援し続けている青森市の三上仁さんが営む飲食店では、定休日にも関わらず特別に店が開けられ試合開始直後から10人ほどのファンが試合を観戦しました。

三上さんは木浪選手の両親とも40年来の知り合いで店には木浪選手から送られたサイン入りのユニフォームなどが飾られていて木浪選手のプレーにはより大きな声援を送っていました。

また、試合の途中からは木浪選手の両親も店を訪れ、三上さんら地元のファンとともに息子の雄姿を見守りました。

そして、日本一が決まると店内のファンは立ち上がって歓声をあげるとともに、両親の元に集まって祝福していました。

木浪選手の父親の弘二さんは「日本シリーズ通してエラーをすることなく終えたことはすばらしく最高の息子です。これからも謙虚さを忘れずに頑張ってほしい」とエールを送っていました。

母親の忍さんは「入団したときに自分が阪神を変えると言っていたが、有言実行してくれてうれしい。青森に帰ってきたら抱きしめてあげたい」と息子の活躍をねぎらっていました。