青森県出身 奈良岡功大選手 バドミントン特別教室 平川市

バドミントンの世界選手権で準優勝した青森県出身の奈良岡功大選手が講師役を務め、子どもたちにバドミントンを教える特別教室が5日、開かれました。

青森県出身の奈良岡選手は、ことし8月に行われたバドミントンの世界選手権の男子シングルスで準優勝するなど国際大会での経験を重ねていて、来年のパリオリンピック出場を目指しています。

奈良岡選手は5日、平川市内で開かれた子どもたちにバドミントンを教える特別教室に講師として招かれました。

奈良岡選手はまず、ネットの高さギリギリを狙ってシャトルが床と平行になるように打つ「ドライブショット」や、相手コートの前方にシャトルを落とす「ドロップショット」などを披露すると、子どもたちは食い入るようにして奈良岡選手の姿を見つめていました。

子どもたちが打ち合いを始めると、奈良岡選手は1人1人に声をかけ、ラケットの面の向きや持ち方などについて指導していました。

このあと行われた模擬試合では、子どもたち全員が1列に並んで順番に奈良岡選手と対戦し、力強いスマッシュや前後に揺さぶる巧みなプレーに圧倒されていました。

小学5年生の男の子は「スマッシュの返し方を教えてもらい、できるようになってうれしかったです」と話していました。

奈良岡選手は「子どもたちはとても元気いっぱいで、自分も元気になりました。バドミントンを純粋に楽しんでもらい、自分よりもっと上に行けるよう頑張ってもらいたい」と話していました。