髪の毛少ない頭に吸盤を貼り付けて綱引き大会 鶴田町

髪の毛の少ない人たちがお互いの頭に吸盤を貼り付けて引っ張り合う綱引き大会が28日、鶴田町で開かれました。

これは、鶴田町の有志などでつくる「ツル多はげます会」が、「髪の毛が少なくなったことを前向きにとらえ、世の中を明るく照らしたい」と開いているものでことしは4年ぶりの開催です。

会場の町の文化施設には県内のほか、北海道や東京などから各地から集まった、40代から80代の合わせて14人が参加しました。

大会は机を挟んで向かい合った人たちが1本のひもで結んだ吸盤を互いの頭につけて引っぱり合う綱引きで、先に相手の吸盤をとったほうが「勝ち」となります。

そして、行司の「ハゲよい、のこった」というかけ声に合わせて、真剣な表情でひもを引っ張りあうと、会場から大きな声援が送られていました。

初優勝した青森市の佐々木雅友さんは、「念願の優勝ができてとてもうれしいです。日ごろ頭を磨いてきたのがよかったと思います。吸盤のあとは勝利の勲章です」と話していました。