八甲田山系 観光客が紅葉や雪を楽しむ

3日前に初冠雪を観測した八甲田山系では、紅葉や山頂付近に降り積もった雪を楽しむ多くの人でにぎわっています。

八甲田山系では、今月21日に平年より2日遅く初冠雪を観測しました。

「八甲田ロープウェー」によりますと、頂上付近はすでに落葉していますが、青森市にある山麓駅付近には紅葉が残っています。

このため、24日も多くの観光客が訪れていて、ロープウエーのゴンドラの窓から見える赤や黄色の紅葉が織りなす雄大な景色を写真を撮るなどして楽しんでいました。

そして、標高およそ1300メートルにある山頂公園駅に到着すると、ところどころに降り積もった雪を手で触ったり、足で踏んだりして、感触を楽しんでいました。

神奈川県から訪れた60代の女性は「きょうは天気にも恵まれ、想像以上の美しさに感動しました。この季節に雪も見ることができお得感がありました」と話していました。

また、三重県から訪れた70代の男性は「8年前に来たときは雪で外に出られなかったが、きょうはすばらしい景色を見られた。紅葉と雪のコントラストも三重県では見られないのでよかった」と話していました。

「八甲田ロープウェー」によりますと、紅葉の見頃は今週いっぱいとみられるということです。