八戸市 介護保険料の還付通知794通に誤って「死亡」と記載

八戸市は、今月800通近く送付した介護保険料の還付通知書について、還付理由を誤って「死亡」と記載して送付したことを明らかにしました。
市に対して、「死亡」と書かれてショックを受けたなどという苦情がおよそ200件寄せられたということで、八戸市は文書で謝罪するとともに、正しい理由を記載した通知書を改めて送付したということです。

八戸市によりますと、今月10日に発送した介護保険料の返還を知らせる「介護保険料還付通知文書」794通について、本来、保険料を払いすぎていたことを示す「過誤納」や「転出」と表記すべき還付理由を誤って「死亡」と記載し、対象者に発送したということです。

発送の2日後に対象者本人やその家族などから60件ほどの問い合わせがあり、市が調べたところ、介護保険の担当職員によるパソコンへの入力ミスであることが分かり、市は今月13日に正しい理由を表記した通知書を送付するとともに、対象者に文書で謝罪したということです。

八戸市介護保険課によりますと、この問題について、闘病中や病気からのリハビリを行っている最中なのに「死亡」と記載されてショックを受けたなどといった苦情がこれまでにおよそ200件寄せられたということです。

八戸市介護保険課は「初歩的なミスで申し訳ない。関係書類などの見直しを行い、チェック体制を強化し再発防止を徹底します」とコメントしています。