「吉田屋」の弁当食中毒 新たに2人が確認され合計520人に

青森県八戸市の駅弁メーカー「吉田屋」の弁当を食べた人が相次いで体調不良を訴えた問題で、新たに2人が食中毒と確認されました。
これまでに食中毒と確認された人は29の都道府県で合わせて520人となりました。

青森県八戸市の駅弁メーカー「吉田屋」の弁当を食べた人が食中毒と確認された問題で、八戸市保健所は5日、全国で新たに2人が食中毒と確認されたと発表しました。

5日の発表では、新たに確認された都道府県はなく全国で食中毒と確認された人は29の都道府県で、合わせて520人となりました。

八戸市保健所によりますと、新たに確認された2人の中に重症者はいないということです。

八戸市保健所は5日も吉田屋に立ち入り調査を行い、食品衛生や製造工程についてヒアリングを行ったということです。

立ち入り調査は、これで10日連続になります。

また、保健所は今月中に原因を究明したいとしていて、原因がわかり次第、吉田屋に対して、改善指導を行っていくとしています。

この問題について吉田屋は、今後、記者会見を開いて説明するとしていますが、5日時点でも説明はありません。