「はげます会」自慢の頭を使ったゲームで競う 鶴田町

鶴田町で髪の毛が少ない、光り輝く頭を持つ人たちが自慢の頭を使ったゲームで競いあう催しが開かれました。

この催しは、鶴田町の髪の毛が少ない人たちで作る「ツル多はげます会」が例年「十五夜」に合わせて開いていて、ことしは県内外からおよそ20人が集まりました。

満月に見立てて厚紙の穴から突き出した頭を見て誰かを当てる「名月当てクイズ」では参加者たちは光り具合を真剣に見定めて持ち主を推測していました。

また、吸盤を頭に貼り付けてひもを引き合う「吸盤綱引き」では参加者は四つん這いの姿勢になり行司の「ハゲよい残った」のかけ声と同時にひもを引っ張り合っていました。

吸盤の痕が頭に赤くくっきりと残るほどの「ハゲ」しい戦いに観客席からは大きな歓声と笑いが起きていました。

「吸盤綱引き」で優勝した五所川原市の片岡克行さんは、「念願の初優勝で本当にうれしいです。きょうは吸盤に最も愛されたのだと思います。シェービングフォームでそり上げ磨いてきたかいがありました」と話していました。