青森県内 新型コロナ感染者 2週連続減少も対策徹底呼びかけ

県内での新型コロナウイルスの感染者は2週連続で減少しました。
ただ、県は秋の行楽シーズンに入ると人の接触が増えるとして感染対策の徹底や来週始まる新たなワクチンの接種を呼びかけています。

県は今月10日までの1週間における感染症の状況を発表し、このうち新型コロナウイルスは県内60の医療機関での感染者数が合わせて1251人で前の週より398人減りました。

感染者数が減少するのは2週連続です。

1医療機関当たりの平均は県全体では20.85人となり、保健所ごとにみると上十三保健所管内で34.67人、八戸市保健所と三戸地方保健所の管内で25.46人、五所川原保健所管内で22.86人、むつ保健所管内で19.67人、弘前保健所管内で14人、青森市保健所と東地方保健所の管内で12.33人となっています。

県は、県内の感染者数の波はピークを過ぎた可能性があるとする一方、秋の行楽シーズンを迎えると人の接触が増えるとして手や指の消毒や場面に応じたマスクの着用などの感染対策を徹底するほか、今月20日以降県内で行われる、オミクロン株の一種の「XBB.1.5」に対応したワクチンの接種を呼びかけています。

このほか、夏かぜの一つで幼い子どもが感染しやすい「ヘルパンギーナ」の感染者数は県全体で減少していますが、青森市保健所と東地方保健所の管内弘前保健所管内、五所川原保健所管内で引き続き警報が出されています。