園児が縄文風の土器作りに挑戦 弘前市
弘前市で、地元の園児たちが縄文風の土器作りに挑戦しました。
弘前市には世界文化遺産の1つ、大森勝山遺跡があり、文化幼稚園ではこうした縄文時代の文化に興味を持ってもらおうと、園児たちに土器作りに挑戦してもらっています。
13日は、年長の園児たち35人が粘土を使った土器作りに取り組みました。
子どもたちは、縄文遺跡をガイドする地元のグループのメンバーたちから教わりながら、土粘土と呼ばれる造形用の粘土を手でこねて、思い思いの形に整えていきました。
そして、縄やストローなどを使って表面に模様をつけて、1時間半ほどでオリジナルの皿やカップ、それに動物などをかたどった作品を完成させていました。
制作された土器は、このあと、1週間ほどしっかりと乾燥させてから、ことし11月に開催する作品展で披露されるということです。
土器作りを楽しんだ年長の女の子は、「土器を作るのは楽しかったです。家族に見せたいです」と話していました。
また、年長の男の子は、「作ったカップはおうちに飾りたいです」と話していました。