青森 コロナ感染者7週ぶりに減少 感染対策は継続を

県内での新型コロナウイルスの感染者は7週ぶりに減少に転じました。

県は9月3日までの1週間における感染症の状況を発表し、このうち新型コロナウイルスは県内60の医療機関での感染者数があわせて1649人で前の週より229人減りました。

感染者数が減少に転じたのは、7月中旬以来、7週ぶりです。

1医療機関あたりの平均は県全体では27.48人となり、1医療機関あたりの感染者数の平均が30人以上となった場合に発表される「注意報」の水準を下回りました。

保健所ごとにみると上十三保健所管内で42.67人、五所川原保健所管内で34.14人、むつ保健所管内で28.50人、八戸市保健所と三戸地方保健所の管内で27.77人、弘前保健所管内で20.31人、青森市保健所と東地方保健所の管内で19.17人となっています。

青森県は、感染者数が減少に転じたものの、引き続き、手や指の消毒や場面に応じたマスクの着用などの感染対策を呼びかけています。

このほか、夏かぜの1つで幼い子どもが感染しやすい「ヘルパンギーナ」も県全体では減少していますが、青森市保健所と東地方保健所の管内弘前保健所管内、五所川原保健所管内で引き続き警報が出されています。