食材の地産地消を 県内の短大生が開発した弁当お披露目

食材の地産地消に向けて県内の短大生がメニューの開発に取り組んだ弁当が完成し、県庁でお披露目されました。

青森中央短期大学は大手スーパーや地元企業と連携して県産の食材を使った弁当づくりを毎年行っていて、新たに開発した弁当を4日、県庁でお披露目しました。

ことしの弁当は、「青森県1周」をコンセプトに陸奥湾でとれたホタテと県産米「まっしぐら」を使った炊き込みご飯や県産のごぼうを使ったおかず、それにカラメルソースで和えたりんごのデザートなど9種類の料理の詰め合わせとなっています。

学生たちは県産の素材のよさをしっかり味わってもらうため食感を残すようこだわったことなどを宮下知事に説明していました。

試食した宮下知事は「とてもおいしい。県産品をふんだんに使うことでユニークな風土が表現されている。私は決断力があるほうだが昼食は迷うことがあり、これならいろいろ味わうことができ、食べ応えもある」と弁当の味に太鼓判を押していました。

弁当は税込み885円で6日から今月10日まで県内の「イトーヨーカドー」で販売されます。