米軍三沢基地のホテルやレストランの仕事 高校生が体験

地元の高校生を対象に、アメリカ軍三沢基地のホテルやレストランなどでの仕事を体験してもらう、インターンシップが行われました。

このインターンシップは、基地内での仕事について知ってもらおうとアメリカ軍三沢基地が行っているもので、29日は地元にある三沢商業高校に通う1年生4人が参加し、基地にあるホテルやレストラン、それにスーパーの仕事を体験しました。

このうち、訓練などで基地を訪れる人たちが利用するホテルでは、生徒がアメリカ人のマネージャーから仕事の内容について英語で説明を受けたあと、指導を担当する日本人従業員の案内のもと、ホテルの部屋の清掃作業の手順など学んでいました。

また、レストランではサラダバーの準備など開店前の作業を体験し、参加した女子生徒は日本人従業員の指導のもと、作業に当たっていました。

レストランでのインターンに参加した生徒は「日本ではあまり食べないチーズの種類があったり、文化の違いを感じてすごくいい機会だった。この体験を自分の将来につなげていきたい」と話していました。

基地によりますと、基地内にはおよそ1400人の日本人が働いていますが、半数が50代以上となっていて、こうした取り組みを通じて若い世代に基地内の仕事に興味を持ってほしいとしています。

このインターンシップは31日まで行われます。