幼稚園児が「空飛ぶかぼちゃ」の収穫体験 平内町

農業用ハウスの骨組みにつるをはわせて実を宙に浮かせて育てる「空飛ぶかぼちゃ」の収穫を29日、平内町の幼稚園の子どもたちが体験しました。

平内町の農家の大水大喜さんは、カボチャのつるを農業用ハウスの骨組みにはわせて実を宙に浮かせて育てる「空中栽培」と呼ばれる手法でカボチャを育てています。

大水さんはこのカボチャを「空飛ぶかぼちゃ」と呼んでいて、毎年この時期に近所の幼稚園の子どもたちを招き、収穫体験会を開いていて、29日は園児や保護者およそ20人が参加しました。

この畑では、さまざまな色や形をした8種類のカボチャが育てられていますが、子どもたちは大人に手伝ってもらいながら、脚立に上り、カボチャの実をくるくるとねじって楽しそうに収穫していました。

6歳の男の子は「お父さんに肩車をしてもらって大きいかぼちゃを取りました。パンプキンパイにして食べたいです」と話していました。

大水さんは「猛暑で平年よりも管理が大変だったが、子どもたちがワイワイと楽しそうにしているのを見てこれからもやっていきたいと思った。家族みんなで楽しんで収穫したかぼちゃを食べてもらいたい」と話していました。