園児が動物のエサとして栽培されたじゃがいも掘り 弘前市
動物のエサとして栽培されたじゃがいもを、園児たちが収穫する催しが弘前市で始まりました。
弘前市にあるレクリエーション施設「弥生いこいの広場」では、敷地内にある動物園の動物のエサとして、じゃがいもを栽培していて、毎年この時期、地元の園児たちが収穫しています。
初日の28日は、市内の保育園や幼稚園の3歳から6歳までの園児たち、およそ50人が、施設の一角にある畑に集まりました。
子どもたちは、施設の担当者から収穫のしかたを教わると、さっそく畑に入り、手で土をかき分けては、じゃがいもを次々に掘り出していました。
中には、こぶし大の大きなじゃがいもを掘り出す子どももいて、「大きいのがとれた」などとうれしそうに声を上げていました。
収穫されたじゃがいもは、動物園のイノシシやアライグマなどに与えられるほか、一部は、子どもたちが家庭に持ち帰るということです。
収穫を体験した子どもたちは「じゃがいもを掘るのが楽しかったです」とか、「掘ったじゃがいもは、おさるさんに食べてもらいたいです」などと話していました。