縄文文化を楽しむ つがる市で観光ツアー

世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」に含まれる遺跡がある青森県つがる市で、縄文文化にちなんだ観光を考えるツアーが行われました。

つがる市には、世界文化遺産に登録された遺跡のうち2つの遺跡があり、市は遺跡や観光施設などの観光をどのように楽しんでもらうか考えようとツアーを企画しました。

ツアーには東京や北海道などから3人が参加し、ワゴン車で市内を観光しました。

参加した人たちはJR木造駅前でつがる市の縄文遺跡を代表する、遮光器土偶をモチーフにしたモニュメントを見学しました。

また、縄文遺跡の資料室では市内で発掘された、およそ3000年前の土器の形を墨を使って和紙に写し取る「拓本」作りなどを体験しました。

このほか縄文時代をイメージした古代米のごはんなど味わい、参加した人たちは縄文文化を楽しんでいました。

神奈川から参加した40代の女性は「縄文時代の魅力をより感じられました。つがる市には多様な魅力があると思うので、情報をもっと得られるといいなと思いました」と話していました。

今後、市ではより魅力的な観光のあり方を検討したいとしています。