全国の高校生が地域活性化で考案した商品を販売 五所川原市

全国の高校生が、それぞれの地域の活性化を図ろうと自分たちが考案したオリジナル商品を販売する催しが、7日、五所川原市で開かれました。

ことしで2回目となるこの催しには青森県や秋田県、それに福島県などの11の高校の生徒、あわせておよそ120人が参加しました。

会場となった、五所川原市のショッピングセンターには、それぞれの高校のブースが設けられ、生徒たちが、自分たちで考案した商品を販売しました。

このうち、福島県の小名浜海星高校、商業部のブースでは、サバとサンマをかたどった木の板に磁石をとりつけ、釣りあげて楽しむおもちゃが紹介され人気を集めていました。

また、五所川原商業高校のブースでは、地元特産の果肉も赤いりんごを材料の一部にしてストローの形に加工した、「食べられるストロー」を紹介していたほか、十三湖のシジミ貝をかたどったオリジナルの箸置きなどを紹介していました。

会場を訪れた地元の50代の女性は、「若者のすごいパワーを感じています。地域が盛り上がっていいと思います」と話していました。

福島県の小名浜海星高校の3年生の女子生徒は「仲間の高校生たちは、自分たちにないものを作ったりしていて、とても刺激になり、もっと頑張ろうと思いました」と話していました。